- アビームコンサルティングに転職を検討している人
- アビームコンサルティングに興味はあるが、激務という噂がネックで転職を踏みとどまっている人
- コンサルに関する情報を集めたい人
アビームコンサルティングは、近年、就職・転職市場で人気が高まっている。
つい最近まで、コンサルといえば一部のエリートしか入社できないイメージが強かったが、アビームをはじめとする総合コンサルは門戸が広がり、未経験からの転職も可能になっている。
コンサルに興味を持ったタイミングで挑戦しやすいのがアビームなのかもしれない。
しかし、一方でアビームといえば激務という噂もある。
コンサルというだけで激務のイメージがあるのに、その中でも激務だと聞くと、果たして自分がやっていけるのか不安に思う人が多いのではないだろうか。そこで今回は、アビームに興味があるものの、激務が心配で踏み出せない人に向けて情報をまとめた。
このブログで大半の情報は整理しているが、本気で転職を検討している人は必ずエージェントと求人サイトに登録して欲しい。
アクシスコンサルティングなど、コンサルに強いエージェントでは、ネットには掲載していない非公開求人を多く保有しており、通常では出会えないような優良な求人を紹介してもらうことができる。
あるいは、JACリクルートメントなどハイクラス層の転職に強いエージェントだと、年収交渉に長けているため、年収アップを確実に実現することができるだろう。
なお、コンサルに興味があるものの、まだまだ広く見たいと考えている人は、ビズリーチとリクルートエージェント
に登録することをおすすめする。
ビズリーチは企業側からスカウトを受けられるため、自分の経歴やスキルを評価してくれる企業を効率的に見つけることができる。コンサルに限らず、自分が活躍できそうな業界の候補を、どんどん見つけることが可能だろう。
また、リクルートエージェントは国内最大級のエージェントで、まだ業界を絞らずに見たい人にとって相性が良いエージェントだ。自分に合いそうなエージェントを見つけて、転職活動を効率的に進めていこう。
- 忙しいプロジェクトの時と、そうでない時で、労働時間には差がある
- アビームは労働時間を改善できるように残業時間が短い人を評価する仕組みがある
- 実情は転職エージェントか、アビームに勤務している人に生の情報を聞いて知るべき
アビームコンサルティングとは
まずはじめに、アビームの基本情報に関して整理した。
沿革
簡単なこれまでの沿革はWebサイトに詳しく掲載してあるので、ぜひチェックして欲しい。
1981年 | 等松・トウシュロス コンサルティング株式会社を設立 |
1995年 | 監査法人トーマツのソフトウェア導入コンサルティング部門と統合 |
1997年 | グローバル組織であるデロイトコンサルティングに参加。監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部門と統合。社名をデロイト トーマツ コンサルティング株式会社に改称。 |
2001年 | デロイトシステムズ中部株式会社を設立(現 アビームシステムズ株式会社) |
2003年 | デロイト トゥシュ トーマツより脱退。アビームコンサルティング株式会社に社名を変更 |
2004年 | NECと戦略的資本提携 |
2005~2009年 | 上海、マレーシア、欧州、米国などに拠点開設 |
2011年 | ベリングポイント社(BearingPoint Holding B.V.)と業務提携 |
2015年 | グルッポ アッサ社(Grupo ASSA Corp.)と業務提携 |
2015年 | オプティマム ソリューションズ社(Optimum Solutions Singapore Pte. Ltd.)へ資本参加 |
ポイントは、NECとの戦略的資本提携を行なっていることだ。NECがこれまで関係性を築いてきた営業先、顧客基盤を活用した協業案件を扱うことが可能になった。
これにより、アビームはグローバル展開の際の拠点開発、サポート等が強みとなっている。
また、他の外資系ファームとは異なり、戦略決めや意思決定を全て日本で行なっている。ゆえに、多くの日本企業の経営改革や海外進出を日本人観点でサポートすることができていることが特徴だ。特にアジア圏のグローバル戦略では、かなりの実績をあげている。
アビームの事業内容と強み
主な事業内容としては、
- ITコンサルティング事業
- マネジメントコンサルティング事業
- ビジネスプロセスコンサルティング事業
- アウトソーシング事業
の4つが挙げられる。
他のエージェントと比較すると、SAPに強みをもつ。実際、世界中に6,100名を超えるSAPコンサルタントを擁しており、ERPシステムの構築・実装を伴う案件を豊富に請け負っている。
また、クライアント密着型のコンサルティングも、他の総合コンサルとの違いだと言える。一概に他社の成功例を押し付けることなく、その企業の地域や企業形態を踏まえてコンサルティングを行うため、より手厚いコンサルを受けられると評判だ。
アビームの採用情報
アビームでは例年、下記の職種を募集している。
- 戦略コンサルタント…経営戦略、経営改革の企画・推進など
- 経営コンサルタント…会計、IT、SCM、CRM、人事などの分野における企画・推進など
- デジタルイノベーションコンサルタント…BI、AI/MLやIoT(Internet of Things)など
- 公共経営コンサルタント…行政・教育・医療などの事業戦略や改革の企画・推進など
- プランニング&オペレーション職…経営企画グループ:管理会計、財務会計/人事グループ:採用、評価、育成など
中途採用はホームページで開示していないことが多く、大まかには新卒と同様の職種を募集していると言われている。
年収は、初任給で500万円ほど、役職がつくと平均で700~1,000万円(またはそれ以上)にまで伸びると言われている。中途社員が活躍している傾向が強く、結果を出せればどんどん昇進して年収もアップすると言われている。
アビームの労働時間
アビームでも時代の流れを受け、体裁上の残業規制はある。しかし、実際のところはプロジェクトごとに差が大きく、徹夜で業務をこなさなければならないものがあるのも事実だ。
しかしこれは、アビームに限ったことではない。徹夜もあれば、定時帰宅できるプロジェクトもあるなどは、コンサルではあるあるだ。決してアビームが特別忙しいという訳でないので、心配しなくて良い。
なお、アビームでは働き方改革を全社的に推進している。残業時間が少なければ少ないほど賞与評価が高くなる人事制度が導入されているので、コンサルの中でも比較的働きやすい方かもしれない。
激務かどうかを確かめたい場合
先ほど、アビームは比較的良心的な勤務形態だと伝えたが、労働時間は部署や役職によって一概に断言できないところでもあるので、必ずエージェントや働いている友人などに相談して欲しい。
特に、コンサルに詳しいアクシスコンサルティングは、労働時間の実情の部分を教えてくれるので、聞いてみると良い。
また、JACリクルートメントにも早めに登録しておこう。残業が減るということは、それだけ手取りが減るということでもあるので、ベースの年収を高めておく必要がある。JACリクルートメント
はそういった支援が得意なので、ぜひ活用してみよう。
ちなみに、もっともおすすめなのは、友人に聞くことだ。直接、アビームに勤めている人に聞けなかったとしても、コンサルに勤務している友達に聞けば業界柄、だいたい知っていたりする。
中の人に聞くのが、もっとも信頼性がある情報なので、参考にして欲しい。
実情をエージェントなどから収集してから、転職を検討しよう
いかがだったろうか。
どうしてもコンサルだと、他の日系大手企業よりも労働時間が長く、ついついブラックだと言われがちだ。しかし、時代柄、アビームのように働き方改革を推進している企業もあるので、噂に流されないように注意して欲しい。
ちなみに、実情はエージェントか勤めている人に直接伺うのがベストなので、早速行動に移して欲しい。
なお、おすすめのエージェントはアクシスコンサルティングだ。
コンサルに強いエージェントでは、ネットには掲載していない、非公開求人を多く保有しており、通常では出会えないような優良な求人を紹介してもらうことができる。
あるいは、JACリクルートメントなどハイクラス層の転職に強いエージェントだと、年収交渉に長けているため、年収アップを確実に実現することができるだろう。
なお、コンサルに興味があるものの、まだ業界を決めずに転職活動したい人は、ビズリーチとリクルートエージェント
に登録することをおすすめする。ビズリーチ
は企業側からスカウトを受けられるため、自分の経歴やスキルを評価してくれる企業を効率的に見つけることができる。コンサルに限らず、自分が活躍できそうな業界の候補を、どんどん見つけることが可能だろう。
また、リクルートエージェントは国内最大級のエージェントで、まだ業界を絞らずに見たい人にとって相性が良いエージェントだ。
自分にとって働きやすいベストな環境を見つけられるように応援している。
今日は以上だ。