就活塾に感じる気持ち悪さについて

就活塾に行く大学生、社会人を耳にするようになってきた。社会人というのはキャリアアップや転職の相談の就活版だ。私はどうも就活塾が好きになれない。なぜだろうかと考えてみた。

就活塾の問題点や塾選びのポイントについても解説してみようと思う。参考になれば幸いだ。

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就活塾の何に嫌悪感を感じているのか

私は就活塾の存在自体には肯定的である。将来を左右する就職においていきたい企業、年収の高い企業、人気企業に行けるかどうかは大きく人生に影響する。 ファーストキャリアなんて関係ないと言っている人がいるが、同じ会社に勤める人が多い中、最初に入る企業は絶対に大事に決まっている。

また、転職時においても有名企業にいたほうが圧倒的に有利になるので最初のキャリアはどこでもいいなんていう人は信じないほうがいい。 その点において就職を支援する活動自体には大きな意義を感じている。

能力があるのに都会の人が知らないちょっとしたhow toを教えるだけで高い能力を発揮する関西や九州の学生を見るにつけアドバイスの重要性を実感する。 では、就活塾の何に嫌悪感を感じるのだろうか。

就活塾はレベルが低すぎる

就活塾で有名だったのは我求館だ。慶應大学、住友商事、大東京火災海上保険(現あいおいニッセイ同和損害保険)、ハーバードケネディ―スクールを経て、我求館というキャリア支援の塾を杉村太郎氏(故人)が立ち上げた。

杉村太郎氏は絶対内定という本でご存知かもしれないが、キャリア教育に大きな影響を与え、実際その影響を受けた人も多いだろう。 もちろん我求館については賛否両論あるだろうが、私個人はとても好きだった。

過去形にしているのはここ数年の状況を知らないので興味のある方は見に行ってみるとよいと思う。杉村氏の影響がない今ではどのようになっているのだろうか個人的に気になるところだが。

その他、新卒学生の就職支援の塾が後を追うようにどんどんできていった。しかしその多くは大したことのない、内定にもろくにつながらないものが多い。金額は10万~30万円のものが多いが、一生モノの就職がそれで決まると思えば安い投資だ。

業界2位の会社ではなく業界1位の会社に就職できるというだけで十分に回収できる。 しかし、金額に見合うどころか結果がでるような支援をせず大学生でも考え付くような低レベルな塾がある。

就活塾の問題点

具体的に問題点について書いていく。

講師のレベルが低い

具体名は出さないが、目ぼしい経歴や能力もないのに講師をしている人が多い。就活塾やコーチングスクールといったたぐいのものは社会的に地位が高くないために優秀な人は講師をしないだろう。

杉村氏のような人は稀だし、杉村氏も講師というよりは、起業家という立ち位置に近かったと私は感じている。 大学も有名大学ではなく、就職も有名企業ではなく成功体験がないにもかかわらず、うまくいくノウハウというのを語っているのを見ると笑ってしまう。

もちろん有名大学や有名企業にいたらいいというわけではないのだが、有名企業への入社を後押ししている以上はそれ相応の結果のある人にやってほしいと思う。

有名企業出身でなくても教える技術が長けている人が本当にごくごく一部いるのだが、就活塾の講師に優秀な人が行かない以上は、そのような人はごくごく稀なのが現状である。

就活塾にくる仲間のレベルが低い

学習塾をはじめ、”塾”に通うメリットは優秀な切磋琢磨できる仲間がいることが大事だ。しかしながら就活塾は優秀な人が通わないために、切磋琢磨できる仲間がいない。ともに高みに導ける存在のいない学校は無意味ではないだろうか。

優秀でない人同士で話したところで得るものはレベルが低いのがスタンダードだと思い安心しきって努力をしなくなることすらある。 就活塾は周りのレベルが低いことを認識してほしい

どの就活塾に行ったらよいのか

行くべき就活塾については多々議論する点がある。実はいくつかよい就活塾があるがそれらの塾はどちらかといえばコミュニティでほとんどタダであるのが特徴だ。業者側は優秀な人を企業に紹介したら元がとれるのでお金を取る必要がない。

優秀な人にはタダで何でも教えてもらう機会があるのだ。では優秀な就活塾に行けない人、入れない人はどの就活塾にいったらよいだろうか。就活塾には行かないことをすすめたい。

時間があるのであれば、就活塾ではなく成功した就活生にどのコミュニティに属していたかを聞こう。司法試験に合格する法律サークルもあれば、外資系に多く輩出するゼミもあるように、なんらかの人材を輩出している集まりがオフィシャルでないにしろ存在する。

そのコミュニティに入れてもらうように早いうちから働きかけよう。努力もせずに受かったと言っている人は自分のコミュニティの運が良かったことに気付いていないか、努力したことを言わない人か、もしくは本当に運のよかったごく一部の人たちなのである。

付き合う人というのは本当に大事なのでぜひどうしたらいいかを考えてもらえるとよい。

OBOG訪問は参考になるのは限界がある

OBOG訪問はもちろん将来のキャリア構築のためには有効だが、自分の能力を伸ばし、切磋琢磨するという観点においてはOBOG訪問は直接は関係はない。 繰り返しになるが誰と一緒にがんばるかが大事だ。

就活は一人で乗り切るにはあまりにもメンタルがしんどいので一緒に頑張る人がいるとよい。その際に微妙な就活塾にいっているとレベルが低いのに慣れ切るのがよくない。

とりあえず通ってみるということはあらゆる領域に共通しておすすめしたいことだが就活に限っていうとすすめていないのが現状なのだ。 OBOG訪問はもちろんすべきだが仲間探しは別の目的でしておくことを忘れないでほしい。

大学を超えた関係を

もしあなたが東大や慶應の学生じゃなければ、大学内で必要なネットワークが完結するのは厳しいだろう。

慶應だとしても官僚のネットワークは圧倒的に不足しているだろう。 そういったときは他大とのネットワークが大事だ。コネクション、人脈としきりにtwitterで連呼している意識高い系(笑)にはならないでいただきたいが、就活セミナーや選考で出会った人とはつながっておき積極的に飲み会には繰り出すようにしよう。

くれぐれも注意してほしいのがよほど顔がかわいい女性でない限り声がどんどんかかることはないので自分で行動しよう。

大学以外の関係があると情報が飛躍的にはいってくる。大学別のイベントに他大の学生がもぐりこむことは意外と許されるし、行動力を評価されるのだ。

悪徳業者にだけは注意

就活塾の悪徳業者のよくないところは内定がとれたらそれでよいと思っているので、自分たちが悪徳であることを認識していないのだ。

レベルの低い誰でも受かる企業をすすめたら内定はとれるため業者にとってはよくても個人には全くよくなというパターンが往々にして発生している。

コネクションに困っている場合はビズリーチ・キャンパス に登録し、イベントに参加しよう。OBOG訪問をするのではなく、イベントに参加しよう。横のつながりができる。 OBOG訪問自体は同じ大学でないといけないので上位大学でないと探すのが難しい場合があるのでご注意を。

できればお金のかからない友人伝いで出会うのが望ましいがその際は、いくらタダで会えているといっても菓子折り等の支出は惜しまないようにしよう。かつてプライベートでOB訪問を受けるなかで何か一つもってきている学生には感心した。持ってきていないからといってマイナスになることは絶対ないのでその点は安心してほしい。

今日は以上だ。

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